ホステスプロ渋野日向子、バンテリンレディス中止「安全を第一に考えてくださった決断」


ホステスプロとしての大会が中止となった渋野

ホステスプロとしての大会が中止となった渋野

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と主催者は31日、新型コロナウイルスの影響のため、熊本県で17~19日に開催予定だったツアー第7戦・KKT杯バンテリンレディスを中止すると発表した。国内女子ツアーは第1戦から史上最長の7戦連続中止となった。大会特別協賛の興和とスポンサー契約を結ぶ渋野日向子(21)=サントリー=はマネジメント会社を通じ「契約プロとして臨む大会で楽しみにしていましたが、安全を第一に考えてくださった決断だと感じております」などとコメントを寄せた。

 渋野は昨年大会で、第1ラウンド(R)を81で回り最下位も、第2Rは66と大爆発して予選突破。最下位からの予選通過は史上2人目の快挙で、最終的には20位に。同年5月の国内メジャー・ワールドレディスサロンパスカップでのツアー初優勝、同8月の全英女子オープンで日本女子42年ぶりの海外メジャー制覇など、シンデレラストーリーを描くきっかけとなった大会だった。

 次戦は24日開幕のフジサンケイレディスで、静岡・川奈ホテルGC富士Cで開催予定だが、依然としてツアー再開時期が不透明な状況。渋野は「いつ開幕しても力を発揮できるよう、引き続き気持ちを持って調整を続けていきたい」と語った。

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