大会主催の日本女子プロゴルフ協会と日本テレビ放送網株式会社は9日、新型コロナウイルスの感染拡大と日本政府の緊急事態宣言を受け、今季メジャー初戦のワールドレディスサロンパスカップ(5月7~10日、茨城・茨城GC東C、報知新聞社後援)の開催中止を発表した。1988年のツアー制施行後、最多の10戦連続中止となった。
大会事務局はギャラリー、選手、ボランティアなどの安全確保を最優先に、開催について慎重に検討を重ねてきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大および、この度の政府の緊急事態宣言を重く受け止め、中止の判断にいたったという。
ツアー屈指の観客動員を誇る、2008年からメジャーに昇格した大会。昨年5月の大会では、渋野日向子(21)=サントリー=が通算12アンダーでツアー初優勝を飾り、“シンデレラストーリー”の序章となっていた。
チケットのキャンセルおよび払い戻しについては、大会公式ホームページ(https://www.ntv.co.jp/w‐ladies/)で発表予定。