国内男子シニアツアーは2試合が中止に 日本プロゴルフ協会が発表


日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長

日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長

 公益社団法人の日本プロゴルフ協会(PGA)は14日、新型コロナウイルス感染拡大の影響と政府の緊急事態宣言を受け、男子シニアツアー第3戦の涼仙モアサプライズカップ(5月13、14日、三重・涼仙GC)、第4戦のスターツシニア(5月29~31日、茨城・スターツ笠間GC)の開催中止を発表した。

 緊急事態宣言を受けて、7都府県を対象に外出自粛要請も出されており、ゴルフファンや関係者の安全を最優先させなければならないことを鑑み、各主催者と協議を重ねた結果中止を決断したという。「延期」ではなく「中止」にいたった経緯については、開催コースやテレビ放映で関係各社との新たな日程調整を試みたが調整が難しかったため、とも説明した。

 今季の国内男子シニアツアーは4月に予定されていた第1、2戦の2試合が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、既に開催延期(未定)となっていた。

 また、シニアツアーとは別でPGAの後援競技である、関文グループ鴻巣シニアオープン(7月18、19日、埼玉・鴻巣CC)の開催中止も14日、発表した。

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