女子ゴルフで世界ランク4位の畑岡奈紗(21)=フリー=が26日、フジテレビ系で放送のフジサンケイレディス特別番組にリモート生出演した。茨城県内の実家から出演し、「今はオフと同じくらいのトレーニングをしている」と明かした。
番組では元世界ランク1位の宮里藍さん(34)がVTRで登場した。畑岡について「(2017年に)何度か練習ラウンドで一緒に回ったが、私のドライバーと彼女の3ウッドが同じくらいの飛距離。下半身の強さがあり、スイングが安定している。パワーゲームでも飛距離を生かせている。流れをつかむパットを決める勝負強さがあり、優勝争いでも落ち着いて攻撃的にプレーできる。米ツアーは移動が多いが、メンタル、フィジカル、全てのバランスが必要とされる中、若いけどそれができている」と絶賛。「私も達成できなかったメジャーを勝つところを見てみたい。心から願っています」とエールを送られた。
畑岡は「藍さんに憧れて米国に行ったので、そう言っていただけてうれしい」と喜んだ。1年延期された東京五輪に関しては「代表に選ばれたら頂点を目指したい」と力を込めた。開催コースの霞ケ関CC(埼玉)についても「何回か練習させてもらった。ジュニアの時からグリーンが一つに変更されたり、フェアウェーも傾斜がある。違うコースに生まれ変わった」と印象を語った。
家での過ごし方を聞かれると「犬を2匹飼っているので、遊んでもらっています」と笑顔で明かした。ファンに向けて「今はこういう状況で大変な時期ですが、ツアーが再開したら、皆さんに良いプレーを見せられるように頑張りたい」と話した。
米女子ツアーは6月19~21日のアーカンソー選手権から再開される予定となっている。