国内女子プロゴルフツアー通算2勝の西山ゆかり(37)=フリー=が23日、所属するマネジメント会社のインスタグラムの動画で、独特な“お祈りルーティン”の秘密について自ら解説した。
屋内でゴルフウェア姿の西山。ドライバーを手に、1分32秒にわたる動画で、国内女子ツアーのファンや関係者の間でも知られている、独特なショットの前のルーティンの秘密を語った。
「よく『お祈りしているの』と聞かれることが多い」と苦笑い。「実は、意味があってやっています。お祈りの意味も少しあるんです」と明かした。
ショットの前に両足を閉じて、左手の手のひらを胸に当てて、右手で前方にヘッドを向けてクラブを持つ。非常に独特なポーズだ。
「ついつい気持ちが入ってくると、右肩がどんどん(前に)出てくる悪い癖がありまして。
アドレスの時でも真っ直ぐ構えたいのに知らず、知らずのうちに右肩が出てしまっていることが、緊張すればするほど、気合いが入れば入るほど、あります。
その時に、左手を胸に当てることで手のひらで、体の角度を感じることができるので。角度を意識したまま、アドレスに入ることができてスムーズなスイングにつながります」などと、唯一無二のルーティンの持つ意味を自らの口で解説した。