国内女子ツアー通算14勝の上田桃子(33)=フリー=が3日、今週予定も開催中止となったヨネックスレディスの前年覇者としてオンライン会見に出席し、アース・モンダミンカップへの思いも語った。
現在は実家のある熊本県内で調整中。アース―の開催発表に「率直にうれしい。やっと日常に戻れる」と笑顔で話した。大会通じての無観客に「練習のような感じの雰囲気になるのかな。より早く始まるプロ野球とかを見て、心の準備をしたい」とうなずいた。20―21年シーズンは統合され「スタートダッシュを大事にしたい」と意気込んだ。
一方で、新型コロナへの不安も口にする。「人が集まるということは、リスクは確実に上がる。どれだけ一人ひとりが自覚を持って感染しないように検温、体調管理などを共有しながら、一つの大会を成功させていけるか」と上田。選手や関係者が一丸となり、安全で劇的な大会を作り上げる。
勝みなみ(ツアー通算4勝の21歳)「この状況の中で、開催に向けて準備をしていただいた関係者のみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。ツアー開幕に向けて練習を積み重ねてきたので、今までやってきたことを最大限発揮したいと思っています」