日本女子プロゴルフ協会が新型コロナ対策のガイドラインを作成 ラウンド中は約2メートルの間隔、マスク着用を推奨など


2019年10月に無観客で行われたスタンレーレディスで、ホールアウトした渋野日向子

2019年10月に無観客で行われたスタンレーレディスで、ホールアウトした渋野日向子

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、ツアーの競技運営に関する手順などを示す「JLPGA新型コロナウイルス感染症対策競技運営ガイドライン」を作成したと発表した。選手やキャディーら関係者に「マスク着用を推奨」など対策を求めていく。感染対策が要請される期間においては、今回のガイドラインや5月20日に出たゴルフ5団体によるトーナメント運営のガイドラインなどに基づいて大会を開催。また感染状況などにより、その都度改訂、変更を行うとした。主な内容としては以下の通り。

 ◆ラウンド中 人と人の間隔については、約2メートルは保つ。選手とキャディーにはマスク着用を推奨する。選手らは消毒液と除菌シートを携帯し、旗ざおなどに触れたら、手を消毒する。ラウンド後の握手、ハグ、グータッチなどの行為は禁止。

 ◆スコアカード提出時 選手・スタッフなどはスコアカード提出所内で全員マスクを着用する。カードを交換後は手を消毒する。スコアラーや通訳は原則入室禁止で要請がある場合のみ入室可能。スコアカード提出所内は定期的に換気をし、消毒液を設置する。席の間隔は2メートル空けるか、交互に座る。

 ◆練習場で 練習場は選手とキャディーのみとし、会話は最小限にとどめる。練習場の打席の間隔は、2メートルは空ける。練習場、特にパッティング練習場ではマスク着用を推奨する。選手とキャディーは消毒液や除菌シートを携帯する。

最新のカテゴリー記事