米男子ゴルフ、世界ランク4位のケプカら4選手が試合出場を断念 ケプカ「私は陽性ではなかったが、とても重く受け止めている」


 米男子プロゴルフツアーは、24日(日本時間25日)、現地時間25日開幕のトラベラーズ選手権(米コネチカット州)に出場を予定していた世界ランク4位のブルックス・ケプカ、ケプカの弟であるチェイス・ケプカ、前週のRBCヘリテージを制したウェブ・シンプソン(ともに米国)、米ツアー通算4勝のグレーム・マクドウェル(英国)の4選手が新型コロナウイルスの影響で、同大会を欠場すると発表した。

 ブルックス・ケプカはこの日までに行われたPCR検査の結果を受けて、自身は陰性だったが、キャディーの陽性が判明した。マクドウェルも自身は陰性でキャディーから陽性反応が出た。チェイス・ケプカは兄やマクドウェル、キャディーらと濃厚接触したため。シンプソンは24時間以内に家族に感染者が出たことでいずれも出場を断念した。ブルックス・ケプカは「私自身、陽性ではなかったが、これまでも話してきたように、とても重く受け止めている。他の選手の健康を危うくしたくない」などと語った。

 また、23日には米ツアー通算2勝のキャメロン・チャンプが同日までに受けた検査で陽性反応が出たため、今大会の棄権が発表されていた。前週のRBCヘリテージの大会中にも、ニック・ワトニー(ともに米国)が陽性となり、途中棄権しており、チャンプは2人目の感染者となっていた。

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