【茂木宏美の目】鈴木愛、いつも通り堂々プレー 賞金女王のオーラ出ている


13番、2打を終え笑顔を見せる鈴木愛(Getty Images/JLPGA提供)

13番、2打を終え笑顔を見せる鈴木愛(Getty Images/JLPGA提供)

 ◆日本女子プロゴルフツアーアース・モンダミンカップ 第1日(25日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 開幕戦の初日は雨でスタートが1時間遅れ、中断もあり、午前組の選手にとっては調整が大変でした。後半は雨が上がり、午後組の選手は長いラフに入れたらもちろん大変ですが、グリーンが水分を含んだ分、球が止まりやすかったので、積極的なプレーができたのではないでしょうか。

 午後組で上位につけた一人、鈴木愛選手はいつもと変わらず、堂々とプレーしていました。中継のインタビューをさせていただき、表情や話し方も落ち着いていて、賞金女王としてのオーラが出ています。着実にスコアを伸ばしてきそうです。笹生優花選手はプロデビュー戦で首位タイ。飛距離も出る選手で注目です。

 今回はコースセッティングを担当しています。ピンの位置はメリハリがあるよう、初日はショートアイアンで打てるホールは厳しい所に切ったりしました。選手には理想を言えば、14本のクラブをうまく使い、全ての技術を出してほしいと思います。(プロゴルファー、アース製薬所属)

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