女子ゴルフ今季初戦、アース・モンダミンカップの完走に、アース製薬・大塚会長「感無量、100点満点の大会」


表彰式で笑顔を見せる渡辺彩香(Getty Images/JLPGA提供)

表彰式で笑顔を見せる渡辺彩香(Getty Images/JLPGA提供)

 ◆日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 最終日(29日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 渡辺彩香(26)=大東建託=が、昨季の賞金女王・鈴木愛(25)=セールスフォース=とのプレーオフ(PO)を制し、5年ぶりの通算4勝目を飾った。表彰式では主催者・アース製薬の大塚達也会長(62)があいさつを行い「ひとつひとつ課題をクリアして、開催にこぎつけることができました。ご尽力いただいた皆様には感謝申し上げます。また度重なる雨天順延、また時間の遅れなど予想外の天候不良にも見舞われましたけど、72ホール最後までプレーできるまで、運営をやっていただきましたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした」と感謝の思いを口にした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕から16戦連続で試合が中止になっていた。そんな状況で無観客ながら開催を決めたアース製薬には「英断」という声も上がっていたが「この大会を開催できたことで、私にとっては感無量の思いでございます。点数をつければ100点満点の大会であったという風に思っております」と振り返った。

 大会4日間を通じて、ラウンドはYouTubeなどでライブ中継された。最終日は降雨の影響で順延になり、平日の昼間になったにも関わらず一時は24万人を超える人が観戦。白熱した優勝争いを見守った。大塚会長は「残念なのは、多くのゴルフファンの方にご入場いただけない、多くのギャラリーの方に観戦いただくことができなかったことが心残りではあります。ギャラリーの方が入っていれば120点満点だったなと改めて思っています」と話し、来年の開催に向けて「完全な形でギャラリーの皆様にも楽しんでいただく、完全な形での開催を心から願って、また明日から来年に向けて準備を進めたいと思います」と誓った。

 ◆大塚 達也(おおつか・たつや)1958年5月6日、徳島県生まれ。62歳。東京大学大学院卒業後、86年大塚製薬に入社し、大阪や米国で勤務。90年にアース製薬入社。同年3月に取締役、98年には代表取締役社長に就任。12年からのアース・モンダミンカップ開催に尽力。14年から取締役会長。マスターズ観戦歴は豊富で、景観の美しいカメリアヒルズCCでの開催にこだわった。

 ◇アース製薬 1892年4月創業で1925年8月設立。本社は東京・千代田区。殺虫剤や入浴剤、オーラルケアなどの衛生薬品の製造や販売を行う日用品メーカー。殺虫剤の名前を取って1964年から現社名に。「ごきぶりホイホイ」「アースノーマット」「モンダミン」などが大ヒット商品となった。売上高1895億円(19年12月期)。従業員数4531人(18年12月時点)。東京五輪・パラリンピックのオフィシャルパートナー。

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