松山英樹は71で87位 3度の陰性でツアー復帰のキャメロン・チャンプは69で46位


 ◆米男子プロゴルフツアー ロケットモーゲージクラシック第1日(2日、米ミシガン州デトロイトGC)

 日本勢唯一出場で、ツアー再開後自身2戦目に挑んだ松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、3ボギーの71。1アンダーで首位と6打差の87位で初日を終えた。65で回ったケビン・キスナーら3人が7アンダーで首位発進した。松山と同組で回った世界ランク10位のブライソン・デシャンボー(ともに米国)ら7人が66をマークし6アンダーで続いた。

 松山は3番パー4で持ち味のショット力を発揮し、第2打をピン約1メートル半につけてバーディーを奪うと、4番では約3メートルのバーディーパットを決めきって連続で伸ばした。7番パー5の第4打約3メートルのパットでは、フックラインを読み切ってバーディー。ただ、その後の9番、11番、13番でボギーをたたき、波に乗り切れなかった。14番でバーディーを奪い、1つ取り返したが、首位とは6打差の1アンダーでこの日のプレーを終えた。

 前週の大会前のPCR検査で陽性が出て、同大会を棄権したキャメロン・チャンプ(米国)は今大会でツアー復帰を果たした。初日は69で回り、3アンダーで首位と4打差の46位だった。PGAツアーは現地時間の今月1日に陽性反応が出た選手らへの対応策を変更した。24時間の間隔をあけて受けた検査で2度、陰性の結果が出れば、ツアー復帰が認められるという内容。チャンプは前週の大会前の6月23日の検査で陽性反応が出て同大会を棄権したが、今大会前に3度の検査を受けていずれも陰性を示していた。

 前週優勝のダスティン・ジョンソン(米国)や世界ランク1位のロリー・マキロイ(英国)は今大会には出場していない。

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