松山英樹は後半で失速し21位 デシャンボーがツアー通算6勝目


 ◆米男子プロゴルフツアー ロケットモーゲージクラシック最終日(5日・米ミシガン州デトロイトGC)

 13位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。通算13アンダー21位で4日間を終えた。2位で出たブライソン・デシャンボー(26)が65をマークし、通算23アンダーで今季初勝利となるツアー通算6勝目をつかんだ。単独首位スタートのマシュー・ウルフ(21)=ともに米国=は71と伸ばしきれず、20アンダーで首位と3打差の2位に終わった。

 松山は前半から持ち味の精度の高いショットを披露した。2番パー4ではフェアウェーからの第2打をピン約1メートルにつけてバーディー。6番パー4でも第2打をピン約2メートルに寄せて伸ばすなど、10番までに5つのバーディーを奪い、一時、4位タイまで浮上した。後半は13番をボギーとした後、14番パー5では痛恨のダブルボギーと失速し、今季初勝利には届かなかった。

 松山は次週の新規大会、ワークデーチャリティーオープン(9日開幕・米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC)に出場予定で、ツアーには今大会から3戦連続での出場が予想される。次週と再来週は14年に米ツアー初優勝を遂げた米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGCでの開催だ。松山にとっては相性のいいコースだけに、日本男子初の米ツアー連勝への期待も膨らんできそうだ。

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