石川遼（左）と一緒にラウンドする写真を公開した渋野日向子（渋野のインスタグラム＠ｐｉｎａｃｏｏｏｏｎから）
男子ゴルフで国内ツアー１７勝の石川遼（２８）＝カシオ＝と、女子でメジャーのＡＩＧ全英女子オープンなど日米５勝の渋野日向子（２１）＝サントリー＝が初タッグを組み、新型コロナウイルスと闘う医療従事者支援のためのチャリティーマッチを行ったことが１０日、テレビ朝日から発表された。「石川遼×渋野日向子 ドリームマッチ みんなで笑顔に！」が、２６日午後１時５５分から系列２４局ネットで放送される。
日本を代表するゴルフ界のトッププロ２人が、「笑顔」をキーワードにコロナ防止支援で手を組んだ。今回の企画は石川の思いに渋野が賛同して実現。２００７年のデビュー時に“ハニカミ王子”と呼ばれた石川、昨年の全英で“スマイルシンデレラ”と世界中で注目された渋野。２人だけのテレビ収録は初となった。
ドリームマッチでは真剣勝負を繰り広げ、好プレーが続出し、互いをたたえてラウンドした。スゴ技チャレンジ、お絵描き対決、初の対談なども必見だ。ソーシャルディスタンスはもちろん、２人とも自分でキャディーバッグを担ぐ“新様式”で安全面にも配慮する。今回はドラえもんの「ひみつ道具カード」も用意され、ミラクルプレーも期待できそうだ。
石川はこれまで、同学年の松山英樹と手を組み、オークション出品で売上を基金に寄付するなど支援を行ってきた。渋野は５日に９８年度生まれ“黄金世代”の６選手が集まりＷＯＷＯＷスペシャルマッチを開催し、医療従事者を支援した。
石川は「今回こういった形でスペシャルマッチが実現でき、非常にありがたく思います」、渋野は「お話をいただいた時、すぐ『ぜひお願いします』とお返事させていただきました」と同局を通じコメント。「楽しかったです！」と声をそろえた。男女ゴルフ界を代表する選手の豪華共演がコロナ禍の日本を明るくする。