松山英樹、首位と2打差の3位と好発進…米ツアー初Vの好相性コース


 ◆米男子プロゴルフツアー ワークデーチャリティーオープン 第1日(9日、オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC=7363ヤード、パー72)

 日本勢唯一出場の松山英樹(28)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、1ダブルボギーの67で回り、5アンダーで首位と2打差の3位と好発進した。2014年に米ツアー初優勝を遂げた得意コースで好相性ぶりを発揮し、17年8月以来の通算6勝目を狙う。65で回ったコリン・モリカワ(23)=米国=が7アンダーで単独首位。

 松山は初優勝した思い出の舞台で、初日から好スコアをマークした。2番パー4で第2打を約2メートルに寄せてバーディーを奪うと、11番までに5つ伸ばした。13番はダブルボギーとしたが、15番パー5で見せた。2オンすると、第3打で約9メートルの下りのイーグルパットをねじ込んだ。「最初に伸ばせたので楽にできた。イーグルは久々だったのでよかった」とうなずいた。

 今大会は14年に米ツアー初優勝を飾ったメモリアル・トーナメントと同じコースで開催されている。6年連続で出場した同大会では優勝を含め3度、トップ10入りするなど相性は抜群だ。大会前の公式サイト上の優勝予想「パワーランキング」でも1位に推された。

 17年8月のブリヂストン招待以来の米ツアー通算6勝目に向け、期待は高まるが、松山は「しっかり伸ばして、週末を迎えられるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

最新のカテゴリー記事