女子ゴルフ・上原彩子が米ツアー4戦を欠場へ 新型コロナ感染リスクを考慮して決断


上原彩子

上原彩子

 米女子プロゴルフツアーを主戦場とする上原彩子(36)=モスバーガー=が16日、自身のYouTubeチャンネルを通じ、7月末から再開する同ツアー4戦を欠場することを明らかにした。米国、欧州での新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、感染リスクを考慮して決断した。

 上原は動画の中で、これまで3度、米女子プロゴルフ協会と選手らによるオンラインミーディングを重ねたとした。その上で「米国、欧州はまだ大変な状況が続いています」と話し、米国内にいる知人や医療関係者、各国の選手仲間とも連絡を取り合ったことを明かした。

 それらを踏まえ、「最終的にオハイオでの2試合、欧州での2試合をキャンセル、辞退することに決めました」と話した。出場を見送るのは、ドライブ・オン選手権(7月31~8月2日、米オハイオ州)、マラソン・クラシック(8月6~9日、米オハイオ州)、スコットランド女子オープン(8月13~16日、英国)、AIG全英女子オープン(8月20~23日、英国)の4試合。上原は地元・沖縄で調整を続けながら、8月28~30日に行われるアーカンソー選手権(米アーカンソー州)から出場する意向を表明した。

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