今季唯一のメジャー・全米プロ選手権は日系人のコリン・モリカワが初優勝…松山英樹は22位、 ウッズは37位


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 全米プロ選手権 最終日(9日午前7時スタート、米カリフォルニア州TPCハーディングパーク=7142ヤード、パー70、賞金総額1100万ドル(約11億6000万円)、優勝198万ドル(約2億900万円)、参加79人)

 今季唯一のメジャーは全競技が終了した。地元・カリフォルニア出身で、日本人の父を持つコリン・モリカワ(23)=米国=が4位で出て1イーグル、4バーディーの64をマーク。大混戦を制し、通算13アンダーでメジャー初優勝。ツアー通算3勝目を挙げた。

 ポール・ケーシー(43)=英国=と11アンダーで首位に並んでいた294ヤードの16番パー4で、ドライバーでピン下3メートルへ1オンに成功。劇的なイーグルを奪って混戦を抜け出した。ダスティン・ジョンソン(36)=米国=とケーシーが2打差の2位。

 18位で出た松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算4アンダーの22位で終えた。

 歴代2位のメジャー通算15勝のタイガー・ウッズ(44)=米国=は59位で出て5バーディー、2ボギーの67で回り、1アンダーの37位でフィニッシュした。

 大会史上2人目の3連覇を狙ったブルックス・ケプカ(30)=米国=は4位スタートで2バーディー、6ボギーの74と崩れ、3アンダーの29位に終わった。

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