女子ゴルフ最終Rは史上初の「セカンドカット」実施 27位までの34人で争う


セカンドカットとなりコースを後にする比嘉真美子(代表撮影)

セカンドカットとなりコースを後にする比嘉真美子(代表撮影)

 ◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス最終日(30日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は最終ラウンドでセカンドカット(決勝ラウンドの人数を減らすこと)を実施することを決定した。JLPGAによると、史上初という。悪天候の中で、現在、天候の回復を待っている。当初の62人の予定を、3日目終了時のスコア1アンダーの27位までの34人で争う。

 笹生優花が12アンダーで単独首位、小祝さくらが11アンダーで2位、六車日那乃(アマチュア)、吉本ひかるが8アンダーで3位につけている。

 会場ではイーブンパーの35位で、セカンドカットにより、最終日にプレーできなくなった比嘉真美子がリモートで取材対応した。「悔しいとかいう気持ちより、そうなる(受け入れる)しかない。3日間思うようなプレーができなかったので、4日目だけでもベストを尽くして頑張りたいと、全力で準備をしていた。こういう形で終わってしまうとは思わなかった。こういうこともあるんだと、勉強になった。日々、いいプレーを続けていかないと、セカンドカットでプレーできないこともある」と話した。

◆最終ラウンドのこれまでのスタート時間変更

(当初)8時10分スタート

(変更後)10時10分スタート

※降雨によるコースコンディション不良のため

(2回目変更後)10時40分スタート

※降雨によるコース修復のため

(3回目変更後)=セカンドカットの実施

11時40分スタートへ

最新のカテゴリー記事