松山英樹は70で9打差の14位に後退「思うようなティーショットが打てないと、チャンスもない」


 ◆米男子プロゴルフツアープレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権第1日(4日、米ジョージア州イーストレイクGC)

 年間王者を決めるポイント上位30人が出場する今季最終戦が開幕し、ポイントで差をつけてスタートする方式で行われた。7年連続出場の松山英樹(28)=LEXUS=は4アンダーから出て、2バーディー、2ボギーの70。通算4アンダーはそのままで、首位と9打差の14位に後退した。10アンダーの首位から出たダンスティン・ジョンソン(米国)が67で回り、65をマークしたジョン・ラーム(スペイン)と並んで13アンダーで首位に立った。

 松山は5番で第1打を左に曲げると、約2メートルのパーパットを決めきれずボギー。7番でも約3メートルを外し、2つスコアを落として折り返した。だが、後半に入ると、13番で約7メートルのバーディーパットで難しいラインを読み切ってバーディーを奪った。17番でも約5メートルのバーディーパットをねじ込んで伸ばした。フェアウェーキープ率は50%と苦戦を強いられたが、後半で粘りを見せていた。

 ホールアウト後のインタビューに応じた松山は、「ティーショットとグリーン上が良くなかった。なかなか思うようなティーショットが打てないと、チャンスはない。調整が必要かな」と振り返った。ただ、「アイアン(ショット)に関してはすごく良かった」と手応えもあったといい、「ドライバー(ショット)とパッティングがうまくできれば、いいスコアで回れると思うので、しっかり調整していきたい」と前向きに話した。

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