松山英樹15位3季連続勝利なし「ずっと同じようなゴルフ。何の評価もない」


松山英樹

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 ◆米男子プロゴルフツアー プレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 最終日(7日、米ジョージア州イーストレイクGC=パー70)

 12位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、4ボギーの70と伸ばせず通算7アンダーで15位だった。68で回ったダスティン・ジョンソン(36)=米国=が21アンダーで優勝。初のシーズン王者に輝き、ボーナス1500万ドル(約15億9000万円)を獲得した。前週までの結果に応じた打数差をつけスタートした今大会の順位が、そのままシーズン総合順位となる。

 松山はまたドライバーショットに苦戦した。再びドライバーを替えて臨んだが、フェアウェーに置けたのは4度だけ。8、10番は3パット。70と伸ばせず15位で終え、「ずっと同じようなゴルフ。何の評価もない」と険しい表情で語った。

 米7季目は昨秋のZOZOチャンピオンシップの2位が最高で3季連続勝利なし。コロナ禍で約3か月の中断があった展開を「対応できた部分と、まだまだできたと思う部分と両方」と振り返る。平均ストローク(69・766)は14位も、フェアウェーキープ率は149位、パットの貢献度を示す数値は170位と課題は明白だ。

 シーズンは一区切りだが、17日からはメジャーの全米オープン(ニューヨーク州)が控える異例の日程。「自分のゴルフはだいぶ良くなっている。早く優勝争い、優勝できるようにしたい」と前を向いた。

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