全米ゴルフ協会とR&Aは9日、男子ゴルフの世界アマチュアランク1位・金谷拓実(22)=東北福祉大4年=が2020年度の「マーク・マコーマックメダル賞」を受賞したと発表した。同賞は毎年、全米アマと欧州アマの終了時点で、世界アマランク1位の選手に与えられる“アマ世界一”の賞。先週の日本男子ツアー、フジサンケイクラシックを5位で終えた金谷は世界アマランク1位の座を守り、日本人アマ史上初受賞の快挙となった。
この賞を受賞すると翌年のメジャー、全米オープン、全英オープンへの出場権も獲得する。ただし、大会開催時点までアマチュアでいることが条件となる。
15年には現在、世界ランク2位のジョン・ラーム(25)=スペイン=も受賞している。金谷は昨年8月に世界アマランク1位となると同11月の日本ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズでツアー史上4人目のアマチュア優勝も果たしていた。