小祝さくらは68と奮闘も4打差2位「悔しい気持ちしかない」


小祝さくら

小祝さくら

 ◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦・日本女子オープン 最終日(4日、福岡・ザ・クラシックGC=6761ヤード、パー72)

 12アンダーの首位からスタートした原英莉花(21)=日本通運=が5バーディー、1ボギーの68で回り通算16アンダーでツアー2勝目、メジャー初優勝を飾った。2位で出た小祝さくら(22)=ニトリ=は6バーディー、2ボギーの68で通算12アンダーで、スタート時の4打差は変わらず2位で終えた。

 上田桃子、仲宗根澄香が8アンダーで3位、66の蛭田みな美らが7アンダーの5位となった。

 小祝は「2位で終わってしまい、4打差を縮められず悔しい気持ちが強い。今日のプレーは仕方ないとして、昨日(3日目)のプレーが大きかった。前半で2打差に持っていけたらと思っていたが、出入りが激しいゴルフだった」と肩を落とした。「自分が相当頑張っても、追いつかなかった。悔やむなら(73の)昨日のプレー。悔しいしかない」と繰り返し、「英莉花ちゃんはいいバーディーを決めていたし、ショットも安定していた。勝てる要素はあまりなかったという感じ。今年は(前年覇者の畑岡)奈紗ちゃんも出ていなくて、自分にも日本タイトルのチャンスはあった。つかめなかったのはメンタル、技術ともまだまだ」と振り返った。

 今季は9月のゴルフ5レディスで通算2勝目を挙げた。笹生優花に競り負けた8月のニトリレディスに続く2度目の2位に「来週から切り替えて、また頑張るしかない」と前を向いた。

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