日本プロシニア選手権第3ラウンドは停電で中止 54ホール短縮競技に


会場内の停電で第3日の競技が中止となった男子シニアゴルフのメジャー、日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ(日本プロゴルフ協会提供)

会場内の停電で第3日の競技が中止となった男子シニアゴルフのメジャー、日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ(日本プロゴルフ協会提供)

 ◇シニアプロゴルフツアー メジャー第2戦 日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ 第3日(10日、茨城・サミットGC=7023ヤード、パー72)

 大会主管の日本プロゴルフ協会は停電による電気設備不能のため、第3ラウンドの中止を発表した。10日午前3時30分にクラブハウス内の停電を確認し、同6時30分にスタートを2時間遅れらせたが、競技終了ができる時間までに復旧のめどが立たないことが判明して、同8時15分に中止を発表した。

 日本プロゴルフ協会関係者によると、近年のシニアツアーで停電による中止は「記憶にない」という。ゴルフ場内の問題では無く、電気をゴルフ場に供給する送電設備トラブルによるものだという。11日午前8時から、全組1番スタートで最終ラウンドを行う予定。54ホール短縮競技となるが、賞金加算は100%になるという。

 9日の第2ラウンド終了時点では、ツアー初優勝を目指す比嘉勉(57)=アコーディアゴルフかずさCC=が通算8アンダーの単独首位。2打差の2位で清水洋一(57)=フリー=、中山正芳(52)=フリー=が追う。4打差の4位に深堀圭一郎(52)=ラテール・エンタプライズ=がつけている。

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