アマチュアの河本力が通算5アンダーの単独首位 石川遼は5差13位、金谷拓実は6差19位


7番、ティーショットを放つ河本力(代表撮影)

7番、ティーショットを放つ河本力(代表撮影)

 ◇男子プロゴルフツアー メジャー第1戦 日本オープン 第2日(16日、千葉・紫CCすみれC=7317ヤード、パー70)

 時折、晴れ間も広がる中、予選ラウンドが終了した。1打差2位で出たアマチュアの河本力(りき、20)=日体大3年=が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算5アンダーの単独首位に浮上した。日本ツアー1勝の女子プロの姉・結(22)=リコー=に続く、国内では3組目となる姉弟優勝の可能性も出てきた。

 アマチュア日本代表の杉原大河(20)=東北福祉大3年=、桂川有人(22)=日大4年=が1打差2位とコロナ禍の大会で、空前のアマチュア旋風が吹き荒れた。

 ベストスコア64をたたき出したツアー通算14勝の谷原秀人(41)=国際スポーツ振興協会=、18年と19年の賞金王・今平周吾(28)=フリー=も通算4アンダーの2位で追っている。

 52歳の谷口徹(フリー)、18年大会覇者の稲森佑貴(26)=フリー=は2アンダーの8位。“ホームコース”で3つ目の日本タイトルを狙う石川遼(29)=カシオ=は67で回り、イーブンパーの13位へ浮上。プロデビュー戦でツアー1勝の金谷拓実(22)=東北福祉大4年=は69と伸ばし、1オーバーの19位につけている。

 通算4オーバーまでの60人が予選を通過。新型コロナの影響で外国人選手の出場がゼロの影響もあり、8人ものアマチュアが決勝ラウンドへ進んだ。一方で14年&17年大会覇者の池田勇太(34)=フリー=は5オーバーの61位、17年賞金王・宮里優作(40)=フリー=は6オーバーの66位、時松隆光選手会長(27)=筑紫ケ丘GC=は7オーバーの75位で、いずれも予選落ちとなった。

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