米男子プロゴルフツアー、ＺＯＺＯチャンピオンシップのオンライン会見に出席した松山英樹
◆米男子プロゴルフツアー ＺＯＺＯチャンピオンシップ練習日（２０日、米カリフォルニア州シャーウッドＣＣ＝７０７３ヤード、パー７２）
米ツアー日本男子歴代最多５勝で、昨年大会２位の松山英樹（２８）＝ＬＥＸＵＳ＝が、大会公式オンライン会見に出席した。
米ツアーが日本初開催となった昨年大会は台風に見舞われ、１日は無観客開催となったが３日間で計４万３７７７人もの大ギャラリーがコースに駆けつけた。母国で大歓声の中、ウッズと優勝争いを演じて３打差の２位。日本のファンを沸かせ続けたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため米国開催となる。「去年みたいな雰囲気はないですけど、（大会を）やっていただけることにすごく感謝して。また来年、日本であれば、そこで良いプレーをしたいな、という気持ちはあります」と話した。
昨年からコースが変わることについては「そんなには違和感はないです。自分の求めているものを出せれば、自然と上位に行けると思います」と冷静に受け止めている。大学の後輩・金谷拓実ら日本人選手が８人出場する。「日本人が多いので負けたくないというのもありますけど、やっぱり上位にいきたい気持ちは強いので。優勝争いをしていきたい」と日本のエースは１７年８月以来の優勝を目標に掲げた。
昨年大会については「上位争いできたのがすごいうれしかったです。日本のファンの皆さんの前で、良いプレーができたのは良かったなと思います」と振り返った。来年以降は再び日本開催予定で「来年、日本で開催された時にはたくさんのファンの前で良いプレーができるように頑張りたいな、と思います」と意欲を語った。「もしここで優勝して来年、日本で開催されるのであれば、ディフェンディングチャンピオンとして行けますし、それに向けて頑張りたいなと思います」と日米通算１４勝目に向けた強い思いも口にした。
この日は、練習ラウンドを日本ツアーメンバーでもあるジャズ・ジェーンワタナノンド（タイ）と一緒に回り「風が大事なんじゃないかなと思います」と振り返った。２２日、２３日の予選ラウンド２日間は世界ランク２位のジョン・ラーム（スペイン）、元世界ランク１位のジャスティン・ローズ（英国）と同じ注目組に入った。