2018年のゴルフ世界ジュニア(6歳以下)で2連覇し“天才少女”と呼ばれる須藤弥勒(みろく)さん(9)が25日、茨城・常陸大宮市のゴルフ5カントリーサニーフィールド(パー72)で行われたクラブ競技の「レディース杯」で優勝した。レディースティーとレギュラーティーの中間の距離の5800ヤードで12オーバーの84をマーク。同コースの腕自慢の大人の女性に交じり、グロススコアで2位、クラブ指定のハンデ戦で栄冠を勝ち取った。
同コースは11月10日から男子プロゴルフツアーの優先出場権を争う第1次予選会の会場となっており、ラフは長く、グリーンは固い難しい設定となっていた。父・憲一さんは「クラブ競技なので私は一切プレーを見ることができませんでしたが、練習の成果が出た結果と思います。大人が相手なので、ドライバーショットは飛ぶ人と20~40ヤード離されたようですが、引き出しが多い技術で頑張りましたね」と、うれしそうに話した。