ゴルフの「天才少年」香川友君と「天才少女」須藤弥勒ちゃんが12時間も合同練習


合同練習した「天才少年」香川友くん(左)と「天才少女」須藤弥勒ちゃん(写真提供=須藤憲一氏)

合同練習した「天才少年」香川友くん(左)と「天才少女」須藤弥勒ちゃん(写真提供=須藤憲一氏)

 ゴルフの男子ミニツアーで優勝したプロと同スコアでベストアマを獲得した「天才少年」香川友君(小学校6年)と2018年の世界ジュニア(6歳以下)で2連覇した「天才少女」須藤弥勒(みろく)さん(小学校3年生)が3日、茨城・常陸大宮市のゴルフ5カントリーサニーフィールドで合同練習を行い、お互いを高め合った。

 香川友君は10月13日に茨城・鉾田市のザ・ロイヤルGCで開催された男子ミニツアー「チャリティトーナメント ザ・ロイヤルゴルフクラブ」で7585ヤード、パー72という長いコース設定で5アンダー、67の驚異的なスコアをたたき出した。小学校6年生ながら優勝したプロと同スコアで、断トツでベストアマに輝いた。

 一方の須藤弥勒さんは17年、18年の世界ジュニア連覇のほか、19年には公式戦のオープン競技で89で回り、米女子ツアー14勝のリディア・コ(ニュージーランド)が持っていたとされる98の「最年少の100切り」の“世界記録”を更新した。

 この日は朝7時前にコース入り。昼食休憩を挟み、夜の7時半まで照明を使いながら約12時間も練習。互いに大きな刺激を受けた。香川君は須藤さんについて「弥勒ちゃんはパターとアプローチがうまい。全部、ピンに寄っていくからすごいと思った」と笑顔で話した。

 天才少年と天才少女は、5年後、10年後、どのような成長曲線を描くのか。注目される。

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