松山英樹は15番まで終えて1打差の暫定5位「まとまりのあるプレーができた」…マスターズ第2日


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦マスターズ第2日(13日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)

 日没順延となった第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、日本男子歴代最多米ツアー5勝の松山英樹(28)=LEXUS=は10位で出て15番まで終えて4バーディー、ボギーなしと4つスコアを伸ばし、通算8アンダーで首位と1打差の暫定5位につけている。

 7年連続9度目の出場の日本のエースは、鮮やかなピンク色のウェアで登場。ティーショットとパットに安定感を見せて2番パー5で2オンに成功して、バーディーを先行させた。8番パー5ではピン上90センチのバーディーパットを惜しくも右に外し、1つ伸ばして前半を折り返した。

 得意とする打ち下ろしの10番パー4で、第2打をピン手前2メートルにつけて伸ばした。13番と15番のパー5で3メートル、3・5メートルを沈めてしっかりとバーディーを重ねた。

 15番を終えて日没サスペンデッドに。フェアウェーを外したのは2ホールのみで、風の出た午後スタートで安定したラウンドを披露した。「昨日に比べて、全体的に少しよくなったので、良いプレーができたと思います。全体的にまとまりのあるプレーができたかなと思います」と胸を張った。

 日本男子初のメジャー制覇へ、好位置で残り2日間の戦いに挑む。「天気次第もありますし。どうなるかわからないですけど、どういう状況になっても良いプレーができるように、頑張りたいなと思います」と残り39ホールに全力を振り絞る。

 新型コロナウイルスの影響で4月から延期され、初めて無観客&秋開催で行われている。日照時間が短く、この日も約半数がプレーを終えられずに日没順延となった。

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