65で首位に並んだ古江彩佳 20歳172日での年少4位の3勝目に王手


17番、パーセーブし笑顔を見せる古江彩佳。10アンダー1位タイ(カメラ・相川 和寛)

17番、パーセーブし笑顔を見せる古江彩佳。10アンダー1位タイ(カメラ・相川 和寛)

 ◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス第2日(14日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 12位から出た古江彩佳(20)=フリー=が7バーディー、ボギーなしの65で回り通算10アンダーで、2学年上で初優勝を狙う吉本ひかるとともに首位で並んだ。古江は後半の10番で4メートルのバーディーパットを決めると、13番まで4連続バーディー。15番でピンチを迎えたがパーでしのぐと、18番は8メートルのバーディーを奪い、締めくくった。「一つ一つ諦めずに頑張っていけたのがよかった」と笑顔で振り返った。

 アマチュア時代の昨年富士通レディース、今年9月のデサント東海クラシックのプロ初優勝に続くツアー3勝目なら、達成時の年齢で畑岡奈紗(17年、18歳261日)、宮里藍(04年、18歳359日)、平瀬真由美(89年、20歳27日)に次ぐ、20歳172日での4番目の年少記録となる。前回の優勝はボギーなしで達成しており、今回も2日間でボギーなし。「ショットはいいので、同じようにやっていけたら。楽しんで回れたらいい。ネガティブなことは考えず、次、次と前向きに考えていくことですかね」と落ち着いて話した。

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