◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス練習日(18日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)
昨年大会覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は3バーディー、ボギーなしの68をマーク。自身初の連覇に向けて、今季自己最高となる首位と3打差の4位で滑り出した。ホールアウト後のオンライン会見で「個人的に、すごいノーボギーで回れたことに良かったと思う。パットがシビアな距離を外すことがなかったのですごい良かったです。ティーショットはラフが多かったですし、パーオンの回数もかなり低かったので。今日はすごいパットに救われました」と明るい笑顔をこぼした。
国内での“初防衛戦”は午前8時30分、今季2勝の古江彩佳と「親友」の大里桃子と同組で10番からティーオフした。375ヤードの15番パー4で、ピン下1メートルにつけてバーディーを先行させた。510ヤードの17番パー5は2オンに成功。ピン右上10メートルから2パットのバーディーを奪った。400ヤードの7番パー4は6メートルを沈めて伸ばした。気温も26度まで上がる中、ラウンドの合間に2人とにこやかに談笑し、リラックスした雰囲気に包まれた。
右足裏を痛めており時折、右足を引きずる場面も見られた。「靴擦れになっちゃって。かなり痛かったので、引きずる感じになっちゃいました。痛いなりに打てたので良かったと思います」と明かした。首位と3打差の4位発進に「スタートとしては上出来なスコア。最近は2日目にスコアを落として、順位を下げることが多かったので粘り強いゴルフをしたい」と第2ラウンドへの意気込みも口にした。