小林浩美会長
日本女子プロゴルフ協会（ＪＬＰＧＡ）が２０日、２０２１年の女子ツアーで出場人数増を検討しているのに伴い、「増枠予選会」の開催を発表した。第１ステージ（Ｓ）が２６日～２７日の２日間で、千葉・房総ＣＣ東Ｃと兵庫・小野東洋ＧＣの２会場で実施。各会場の上位者が進出するファイナルＳは１２月１日～３日に兵庫・有馬ＣＣで行われる。
ＪＬＰＧＡは５月に２０―２１年シーズン統合を発表しており、今年は、従来の方式では来年のツアーの出場権を懸けた予選会を行わない。増枠予選会は来年のレギュラーツアー、下部のステップアップ・ツアーにおいて、主催者ならびに共催者の同意が得られた場合、出場人数を増枠し、出場資格を持たない選手に資格を与えるために実施する。出場人数増枠に対する選手選考は、増枠予選会で優先順位を決定する。
小林浩美会長は２０年―２１年シーズン統合に伴い、これまでに「来年はできるだけ多くの選手が出場できるよう、主催者にお願いする」と、選手の収入確保の観点から総出場人数を増やしてもらうよう、主催者に要望する考えを示していた。