完全Vの原英莉花、師匠ジャンボからの助言で「一瞬で直った」…一問一答


優勝トロフィーを手に笑顔の原

優勝トロフィーを手に笑顔の原

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー JLPGAツアー選手権リコー杯 最終日(29日、宮崎CC)

 来年と統合することが決まっているシーズンの年内最終戦は、1打差の単独首位で出た原英莉花(21)=日本通運=が3バーディー、3ボギーの72で回り、通算10アンダーで逃げ切った。初日から首位を譲らない完全優勝で、1988年のツアー制施行後11人目のメジャー2連勝。通算3勝目を飾り、5年のシードを獲得した。

 ◆原に聞く

 ―5年シードを獲得した。

 「世界ランクを上げて、海外メジャーに出場したい気持ちもある。ゆくゆくは海外(米)ツアーにも行きたいので、一歩一歩力をつけたい」

 ―大会前に師匠・尾崎から助言は?

 「先週、けがもあって(右膝を)かばってスイングしていたら“鶴の一声”というか『お前、そんなトップの位置が低かったか』と言われ、意識を変えたら一瞬で直りました」

 ―2020年をひと言で表すなら?

 「『幸』(さち)ですかね。やっぱり2勝できたのが大きい」

 ―21年に向けて。

 「まだまだ技術が粗い部分がたくさんある。自分を信じて、果敢に攻めていけるように取り組みたい」

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