![優勝トロフィーを手に笑顔の原](https://golf.hochi.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/20201129-OHT1I50281-L.jpg)
優勝トロフィーを手に笑顔の原
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー JLPGAツアー選手権リコー杯 最終日(29日、宮崎CC)
来年と統合することが決まっているシーズンの年内最終戦は、1打差の単独首位で出た原英莉花(21)=日本通運=が3バーディー、3ボギーの72で回り、通算10アンダーで逃げ切った。初日から首位を譲らない完全優勝で、1988年のツアー制施行後11人目のメジャー2連勝。通算3勝目を飾り、5年のシードを獲得した。
◆原に聞く
―5年シードを獲得した。
「世界ランクを上げて、海外メジャーに出場したい気持ちもある。ゆくゆくは海外(米)ツアーにも行きたいので、一歩一歩力をつけたい」
―大会前に師匠・尾崎から助言は?
「先週、けがもあって(右膝を)かばってスイングしていたら“鶴の一声”というか『お前、そんなトップの位置が低かったか』と言われ、意識を変えたら一瞬で直りました」
―2020年をひと言で表すなら?
「『幸』(さち)ですかね。やっぱり2勝できたのが大きい」
―21年に向けて。
「まだまだ技術が粗い部分がたくさんある。自分を信じて、果敢に攻めていけるように取り組みたい」