◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(3日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)
曇天の下、真冬の寒さの中で第57回大会が開幕した。大会史上6人目の2連覇に挑む石川遼(29)=カシオ=は、ともに初出場の木下稜介(29)=ハートランド=、香妻陣一朗(26)=フリー=と同組で、午前10時20分に1番からティーオフした。
黒のセーターに身を包み、ティーグラウンドでは大会関係者からひときわ大きな拍手を浴びた。396ヤードの1番パー4は、フェアウェーの中央からピン右12メートルに乗せ、2パットのパーで滑り出した。大会初の無観客開催で静けさの中、鳥のさえずりと、迫力のある打球音が響き渡っている。
190ヤードの2番パー3は、アイアンでの第1打をピン下4・5メートルにつけて、バーディーを先行させた。
403ヤードの3番パー4はフェアウェー中央から、アイアンでピン左上3メートルへ。さわっただけのバーディーパットは加速してカップ左へ外れ、パーとなった。