全米女子オープン初日 初出場の渋野日向子はパーで発進


渋野日向子

渋野日向子

 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 全米女子オープン 第1日(10日、米テキサス州チャンピオンズGC)

 新型コロナウイルスの影響で6月から延期され、史上最も遅い時期のメジャーとなった大会が晴天の下、開幕した。サイプレスクリークコース(6731ヤード、パー71)とジャックラビットコース(6558ヤード、パー71)の2コースで予選ラウンドが行われる。

 昨年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は、緑と赤の横しまのウェアに珍しくスカート姿で登場した。サイプレスクリークコースの10番から予定通りにティーオフ。ドライバーショットを右のバンカーに入れ、ピン左下9メートルへ。カップ右を1メートルオーバー。冷静に下りのパットを沈め、初出場の世界一難しいメジャーをで滑り出した。昨年大会を制した李晶恩(韓国)と全米女子アマ覇者のガブリエラ・ラッフルズ(豪州)と同じ大会最注目組で回っている。

 米ツアー3勝の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は、ジャックラビットコースの10番をパーで滑り出した。

 過去最多19人の日本勢のトップを切ってともに大会初出場で、日本ツアー1勝の西村優菜(20)=フリー=と同2勝の稲見萌寧(21)=都築電気=が同組で、ジャックラビットコースの10番パー5からスタートした。西村は記念すべきメジャーデビューホールをバーディー発進。稲見はパーで滑り出した。

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