女子ゴルフの14日付最新世界ランクが発表され、渋野日向子(22)=サントリー=は3つ上がって13位となり、3週ぶりに東京五輪代表圏内へと返り咲いた。米ツアー3勝の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は変わらず日本勢最上位の7位。一方で予選落ちした日本ツアー4勝の古江彩佳(20)=フリー=は1つ下げて16位となり、五輪代表圏外へと後退した。
来年6月末までに、古江が世界ランク15位以内に入れば、来夏の東京五輪は3人が日本代表となる可能性もある。同21位の17、19年日本ツアー賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=も含めた五輪代表入り争いは、21年も激化しそうだ。全米女子オープンを制した金阿林(韓国)は94位から30位へ浮上。上位は韓国勢が占め、1位は高真栄のまま。
◆女子ゴルフの東京五輪への道 2021年6月28日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。21年8月4日から4日間、埼玉・霞ケ関CC東Cで72ホールストロークプレーの個人戦で競う。16年リオ五輪で初出場した日本女子は野村敏京が4位、大山志保が42位だった。