畑岡奈紗は初日45位と出遅れ「攻めていきたかったけど…」


 ◆米女子プロゴルフツアー CMEツアー選手権第1日(17日、米国・フロリダ州ティブロンGC)

 第1ラウンドが行われ、世界ランク7位の畑岡奈紗(21)が5バーディー、6ボギーの73と伸ばせず、1オーバーで首位と8打差の45位で初日を終えた。65をマークしたレキシー・トンプソン(米国)が7アンダーで単独首位発進を切った。

 畑岡は前半を2オーバーで折り返すと、10番で約3メートルのパットを沈めてバーディー。12番でボギーの後、14番パー4でフェアウェーからの第2打をピン右奥約1メートル半につけてバーディー。15番も約4メートルのパットを決めきり連続で伸ばした。16番ボギー、17番パー5は2オン、2パットでバーディーとした後、上がりの18番では2打目でグリーンを捉えられず、約1メートル半のパーパットを外し、ボギーとした。

 ホールアウト後のインタビューでは「今日は(スタート前の)朝の練習場でショットの感覚が良かったので、どんどん攻めていきたかったけど、コースでは練習通りにいかなかった」と唇をかんだ。20年シーズン最終戦の今大会は予選落ちがなく、残り3日の戦いに向けて「バーディーが5つも取れているので、ボギーを減らしていくだけ。外したところでしっかりパーセーブできればもっといい流れでできると思う」と巻き返しを誓った。

 今大会はポイントランク上位70位までの72人が出場し、前週のメジャー、全米女子オープンの優勝賞金100万ドルを上回る、同110万ドル(約1億1400万円)を懸けたビッグトーナメントとなっている。

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