畑岡奈紗は7バーディーで伸ばし、28位浮上「前半は良かった」 世界ランク1位・高真栄が首位


 ◆米女子プロゴルフツアー CMEツアー選手権第2日(18日、米国・フロリダ州ティブロンGC)

 第2ラウンドが行われ、首位と8打差の45位で出た畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は7バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算1アンダーで8打差の28位に順位を上げた。6位スタートの世界ランク1位の高真栄(25)=韓国=が67をマークし、9アンダーで単独首位に浮上した。

 初日の出遅れを取り戻すべく、畑岡は前半から攻めのゴルフを見せた。出だしの10番パー4でフェアウェーから第2打をピン右奥約3メートルにつけてバーディーを奪うと、12番から圧巻の4連続で伸ばした。17番パー5でもグリーン手前のバンカーからの第3打をピン奥約2メートルにつけてバーディー。後半の1番でも約2メートルのパットを沈めてバーディーとし、このホールまでに7つのバーディーを重ね一時、3位まで浮上した。しかし、その後は2番パー4で痛恨のダブルボギーをたたくと、流れを手放した。6番、8番、9番でボギーをたたき、2番以降ではスコアを5つ落としてこの日のラウンドを終えた。

 ホールアウト後のインタビューで「前半は良かったと思います」としながらも、後半のプレーについては「2番から流れが悪くなり、それ以降でバーディーが来なかったのはもったいなかった」と悔やんだ。20年最終戦で今季初勝利を目指しており、残り2日の戦いへ「明日も朝から攻めていって、もったいないミスをしないように。バーディーをたくさん取りたい」と気合を入れ直した。

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