松山英樹、プロ転向後初のコーチ契約 河本結ら指導の目澤秀憲氏とタッグ


松山英樹

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 米男子プロゴルフツアーで日本人歴代最多5勝の松山英樹(28)=LEXUS=が、21年から目澤秀憲氏(29)をコーチとして迎えることが22日、明らかになった。松山がコーチと契約するのは13年のプロ転向後、初めてとなる。

 複数の関係者によると、2人は昨年10月の米ツアー、CJカップで知人を介して初対面。スイングについての意見交換などを交わしたという。それ以降、松山は得意のショットが復調して11月のヒューストン・オープンで2位、翌週のメジャーのマスターズも途中まで優勝争いをして13位となった。その後、コーチ就任を打診し、快諾されたという。目澤氏は日大卒業後に米国でレッスンプロの資格TPIを取得。3年前から、米女子ツアーを主戦場とする河本結(22)=リコー=のコーチを務めている。

 松山は世界最高峰のツアーで戦うため、進化を追い求めて毎年、自ら考えてスイングに変化を加えてきた。昨年の本紙の取材で、コーチをつけることについて「考えていますよ。僕が頑固なので、話を聞いてくれる人を探しています」と答えていた。「来年は勝ちたい。早く6勝に塗り替えたい」と21年1月のセントリー・チャンピオンズ(7日開幕・ハワイ)から始動予定。新コーチも得て、17年8月以来の復活優勝に挑む。

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