稲見萌寧は2週連続Vへコース警戒「ショットの調子が悪くなったら悲劇。必死で頑張ります」


練習ラウンドでティーショットを放つ稲見萌寧

練習ラウンドでティーショットを放つ稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS(19~21日、鹿児島・高牧CC=6424ヤード、パー72、無観客開催)

 前週の明治安田生命レディスで通算3勝目を挙げた稲見萌寧(21)=都築電気=が開幕前日の18日、公式会見で「オリンピックに向けて少しでもランキングを上げていけたら」と意気込んだ。

 前週はプレーオフ3ホール目で永井花奈(23)=デンソー=を下し、涙の優勝を飾った。「祝福の言葉、LINEでのメッセージなどをたくさんいただき、うれしく思います。今週は2日連続で焼肉を食べに行きました」と喜んだ。

 練習ラウンドでは「ミスした時のアプローチの練習を重点的に行った」とし、「グリーンは毎ホール難しい。とくにアウト。傾斜が強く、ピン位置によってショットの精度が試される。ショットの調子が良ければ向いているかもしれないけど、調子が悪くなったら悲劇。必死で頑張ります」とコースを警戒した。

 世界ランクは63位から53位へ浮上した。6月28日の五輪ポイントで決まる東京五輪代表の逆転選出に向け、「オリンピックに出場したいなという思いもある。毎週少しでもランキングを毎週上げていけたら」と活躍を誓った。今週の目標を問われ、「2週連続優勝は難しいことでもあるので、まずは予選通過してトップ10を狙えたら」と静かに闘志を燃やした。

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