小祝さくらはボギーなしの68で上位浮上 大雨にも「距離感を注意して」好プレー


1番、セカンドショットを放ち歩き出す小祝さくら(カメラ・豊田 秀一)

1番、セカンドショットを放ち歩き出す小祝さくら(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS 第2日(20日、鹿児島高牧CC=6424ヤード、パー72)

 9位から出た小祝さくら(22)=ニトリ=が4バーディー、ボギーなしで連日の68をマークした。通算8アンダーに伸ばし、ホールアウト時点で首位と2打差、暫定4位に浮上した。

 小祝は4番で3メートル、5番で10メートルの連続バーディー。後半も16、17番でそれぞれ4メートル、1メートルのバーディーパットを沈め、スコアを伸ばした。「今日はどっちのバーディーも2連続。後半はチャンスにつきながらもパットを打ちきれず、入らないのが続いた。しっかり打たなきゃと思い、16、17番はショットで寄せてバーディーを取れたので良かった」と振り返った。

 プレー途中から雨が本降りとなる難しい展開にも、「逆に(気持ちを)切り替えることができた。距離感を注意してプレーした」と落ち着いて回った。2週前のダイキンオーキッドレディスでは最終日に2打差を逆転し通算3勝目を挙げた。最終日に向け「(現在)トップが10アンダーで、追い付けない差ではないので、しっかりとプレーしたい。ショットはいい感じなので、あとはパット次第」と力を込めた。

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