渋野日向子、72で暫定14位でホールアウト「(風と)友達になりかけてた」


渋野日向子

渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー ▽Tポイント×ENEOS 最終日(21日、鹿児島高牧CC=6424ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)が行われ、大会主催のTポイント・ジャパンと契約する渋野日向子(22)は6打差の15位からスタート。強風が吹く中、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り通算5アンダー、暫定14位で初のホステス大会を終えた。

 3番パー3で第1打をピン右3メートルに寄せてこの日初バーディー。4番はカラーから10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。5番はボギーも、1つ伸ばして折り返した。その後はパーを重ねたが、13番パー5で第2打はミスショットでOBとし痛恨のダブルボギー。16番では5メートルのバーディーパットを決めた。18番では残り154ヤードの第2打。右からアゲンストの風が吹いていたが、5番ユーティリティーでグリーンを捉え、納得の表情が見られた。

 ホールアウト後のインタビューで「今日は(風と)友達になりかけた。風のある中でのゴルフでフルショットを打つ回数を減らして抑えのショットで振り切ることをやった。ダボはもったいなかったけど、個人的には(ショットで)すごい収穫のある一日だったので、あんまり悔いはないです」と振り返った。

 4月には米ツアーを見据え、国内では国内初戦、ダイキンオーキッドレディス以来の有観客開催となる次週のアクサレディス(26日開幕、宮崎・UMKCC)に出場する。「(有観客は)すごい楽しみです。あー(渋野)ゴルフしてるんだなというのを見てもらいたい。改善したいことは山ほどある。まずは3日間戦うことが大事。予選を通過できるように、その中でやるべきことをちゃんとやり切ることです」と見据えた。

最新のカテゴリー記事