東建ホームメイトカップ開幕 石川遼は1アンダーで前半折り返し


10番、ティーショットを放ち、打球の行方を見つめる石川遼(カメラ・岩崎 龍一)

10番、ティーショットを放ち、打球の行方を見つめる石川遼(カメラ・岩崎 龍一)

◇日本男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ 第1日(15日、三重・東建多度CC名古屋C=7081ヤード、パー71)

 21年の国内男子ツアー初戦が、無観客で開幕した。ツアー通算17勝の石川遼(29)=カシオ=は快晴の下、10番から出て前半9ホールを3バーディー、2ボギーと1つスコアを伸ばして折り返した。

 午前8時30分に10番からティーオフ。赤シャツと黒パンツのウェアに身を包んで、ツアー2勝の注目ルーキー・金谷拓実(22)=フリー=、ツアー1勝の堀川未来夢(28)=Wave Energy=と同組で大勢の報道陣を引き連れて歩いた。

 出だしの10番パー4は、ドライバーで左に曲げた。斜面のラフからの第2打をウェッジでピン左手前2メートルにつけて、“開幕バーディー”でスタートした。金谷もグリーン左手前からの3打目を放り込んで、“バーディー開幕”となった。

 12番パー5では、3ウッドで右のファーストカットへ。フェアウェーウッドでの第2打が左に出てしまい、左の池へ。4打目をピン手前6メートルにつけるもパーパットは惜しくもショートし、ボギーとなった。

 14番パー4はドライバーでフェアウェー中央へ。ウェッジでの第2打はピンに当たって右1・5メートルにつけ、伸ばした。17番パー5はドライバーでフェアウェー中央へ。アイアンで左上6メートルへ。イーグルパットは惜しくも外れ、バーディーを奪った。

 打ち下ろしの18番パー4は、ドライバーでフェアウェーの中央へ。向かい風の中、アイアンでの2打目はグリーン右手前にショート。ウェッジでの3打目は2・5メートルショート。パーパットはカップふちで止まってしまい、ボギーとなった。

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