オーガスタ女子アマ優勝の梶谷翼「日本でプロテストを受けます」


16番、ティーショットを放つ梶谷翼(カメラ・石田 順平)

16番、ティーショットを放つ梶谷翼(カメラ・石田 順平)

◆女子プロゴルフツアー 中京テレビ・ブリヂストンレディス 練習日(20日、愛知・中京GC石野C=6486ヤード、パー72)

 4月のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権を日本人で初めて制したアマの梶谷翼(兵庫・滝川二高3年)は帰国後初となるツアーに推薦出場する。

 この日は9ホールを回り「調子はまあまあ。打ちやすい距離に刻むのを考えて、ピンに対して打ってはいけないところを考えながらやるのが難しい。グリーンもフックだと思ったらスライスがかかったりする」と印象を語った。帰国後は2週間の隔離などもあり「練習量が減っていて不安がある」という。

 自身13度目のツアー出場で「期待に応えられるように頑張ってプレーしたい。不安はあるけど、試合に出る以上、(練習不足は)言い訳にしかならない。予選通過は絶対したいですし、ローアマも取りたい」と意気込みを語った。21日の第1ラウンドは稲見萌寧、高橋彩華と同組で回る。

 また、注目の進路については「将来的には米ツアーに行きたいのは変わらないが、今年は(日程的に)米ツアーの予選会が受けられない。(今秋)日本でプロテストを受けます」と話した。

 今後はオーガスタ女子アマの優勝で出場権を手にしたメジャーの全米女子オープン(6月3日開幕、米カリフォルニア州)、AIG全英女子オープン(8月19日開幕、英国)に出場予定となっている。

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