全米プロ選手権第2日 メジャー連勝を狙う松山英樹は67で41位から2打差暫定4位へ急浮上


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第2日(21日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)

 快晴の下、大西洋沿いの難コースで強烈な風の中で、第2ラウンドが行われた。4月のマスターズ王者でメジャー2連勝を目指す松山英樹(29)=LEXUS=は6打差41位で出て6バーディー、2ボギーでこの日のベストスコア68をマーク。通算3アンダーで首位と2打差の暫定4位へと急浮上した。

 2番パー5で3打目を1メートルへ寄せて、2日連続でバーディーを先行させた。3番パー4は3パットのボギー。490ヤードの6番パー4で、第2打をピン右上1メートルにつけて伸ばした。7番パー5も2・5メートルを沈めて、しっかりとバーディーを奪った。

 後半に入ってもショットの好調を維持した。10番パー4では、アイアンでの第2打を2メートルにつけて伸ばした。11番パー5は2オンに成功してバーディー。13番パー4は、アイアンでの第2打をピン右上1・5メートルにつけて伸ばした。西日を浴びた最終18番パー4はアイアンでの第2打をグリーン左のバンカーに入れて、ボギーとなった。

 昨年大会覇者のコリン・モリカワ(米国)、昨年の全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)と同じ大会最注目組。白と黒のモノトーンのウエアに身を包んだアジア人初のマスターズ王者は、好ショットを連発して上限1万人のギャラリーから、2人のメジャー王者を上回る喝采を浴び続けた。

 50歳でメジャー5勝の「最強レフティー」フィル・ミケルソン(米国)、2010年全英オープン覇者のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が、通算5アンダーの首位に並んでいる。

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