松山英樹のショットは異次元…今田竜二が追い風ホールでの攻めを解説


17番、青空の下グリーンに向かう松山英樹

17番、青空の下グリーンに向かう松山英樹

◆米男子ゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権第2日(21日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート)

 メジャー2連勝を目指す松山英樹(29)=LEXUS=は、第2Rで6番からの追い風ホールで頭脳的な攻めを見せて5バーディーを量産し、V戦線に浮上した。今田竜二プロが解説した。

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 第2Rの松山選手は、メジャー王者らしいゴルフを見せてくれました。風は強く、コースも長くて難しいタフな条件でも全く難しさを感じさせなかった。同組でともにメジャー王者のモリカワ選手やデシャンボー選手が左右にショットを曲げて苦しむ前で、異次元のショットの安定感を見せ続けていました。本当にすごいです。プロゴルファーとしての潜在能力と完成度の高さを感じました。

 6番から13番まで続いた追い風のホールで、5バーディーを奪った内容が全てでした。8ホールでフェアウェーとパーオンを外したのは1度ずつだけ。全て2・5メートル以内につけての5バーディー。さらに、易しいラインのパットが残る位置を狙って、しっかりとつけていた。冷静にマネジメントを考えながら伸ばせているのが強み。明日からも期待できると思います。

 決勝R2日間も強風が吹く予報。向かい風の中でミスショットすると20~30ヤードくらい曲がる。いかにフェアウェーをキープできるか、が重要になると思います(プロゴルファー)

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