19歳の山下美夢有、70と粘って2位キープ「ショットが寄っていなかったけど耐えられた」


1番、ティーショットを放ち打球を見つめる山下美夢有

1番、ティーショットを放ち打球を見つめる山下美夢有

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第2日(11日、兵庫・六甲国際GC=6517ヤード、パー72)

 首位と2打差の2位から出た19歳の山下美夢有(みゆう)は3バーディー、1ボギーの70で回り通算8アンダーで2打差の2位をキープした。67をマークした稲見萌寧(もね)が10アンダーで単独首位に立った。

 ツアー2勝目を目指す山下は1番パー5で残り66ヤードの3打目をピン奥1メートル半に寄せてバーディー先行。パー5の4番で3パットのボギーを喫したが、6番で6メートル、17番パー5では3メートルのパットを沈めるバーディーで伸ばした。「昨日よりショットが(ピンに)寄っていなかった。前半はロングパットが残ることが多かったけど耐えられた。パー5で1つボギーをたたいてしまったけど、2つ(バーディーを)取れたのでまだ良かった」と安どの表情を見せた。

 今年は4月のヤマハレディースで2位、5月の国内メジャー、ワールドレディスサロンパスカップで8位につけるなど、4日間の大会は“得意”としている。海外メジャー、全米女子オープンで史上最年少優勝を果たした、同い年の笹生優花に続きたい19歳は「まだ2日あるけど体力は大丈夫」と笑ってうなずき「1日、1日アンダーパーで上がれるように。攻めるところはしっかり攻めていけたら」と気を引き締めた。

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