手塚彩馨が通算9アンダーで単独首位「ショットが良かった」 日本女子アマ選手権


大会2日目を終え、通算9アンダーの単独首位に立った手塚彩馨(日本ゴルフ協会提供)

大会2日目を終え、通算9アンダーの単独首位に立った手塚彩馨(日本ゴルフ協会提供)

◆女子ゴルフ 日本女子アマチュア選手権 第2日(16日、鳥取・大山GC=6638ヤード、パー72)

 第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、手塚彩馨(TEAM KGAジュニア)が通算9アンダーで単独首位に立った。首位と2打差通算7アンダーの2位は佐藤心結(みゆ、TEAM KGAジュニア)。4打差3位には第1Rで首位だった左奈々(セブンミリオンCC)や星川ひなの(日大4年)ら7人が並んだ。

 手塚は大会初日(15日)、14番のティーショットを打ち終えてサスペンデッドとなった。この日は14番から再開し、16、18番でバーディー。自己ベストスコアを1打更新する67で回り、5アンダーの首位で第1Rを終えた。午前9時20分に第2Rをスタートすると、4バーディー、ボギーなしでスコアを4つ伸ばして通算9アンダー。6番パー5では残り135ヤードからの3打目を、得意の8アイアンでピンまで3メートルに付けてバーディー。2番では2打目がグリーン左手前のバンカーに入るピンチもあったが、3打目を1メートルに寄せてパーで切り抜けた。36ホール中パーオンを逃したのはわずか6ホール。身長148センチと小柄だが、大技小技を駆使し「100ヤード以内(のショット)を練習しました。昨日もきょうもショットが良かった」とうなずいた。

 2位に2打差をつけながら「きょうはショットが良すぎた分、パターが入らなかった。(雨で)重くて届かなかった」と反省も忘れなかった。今大会は「トップ10入り」を目指していたが、「最近は調子がいい。できれば優勝したい」と上方修正。絶好調のショットを武器に、残り2日間も果敢に戦う。

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