◆日本アマチュアゴルフ選手権第1日(29日、茨城・大利根CC西C)
日本アマチュアゴルフ選手権第1日が29日、茨城・大利根CC西C(7121ヤード、パー72)で行われ、世界アマチュアランク1位の中島啓太は2バーディー、2ボギーの72で回りイーブンパー32位で滑り出した。石川遼の弟・航(ともに日体大)は71で1アンダー17位。68をマークした出利葉(いでりは)太一郎(日大)、鈴木隆太(日体大)、益田航(福井工大府福井高)の3人が4アンダーで首位発進を切った。
4月の国内男子ツアー、東建ホームメイトカップで、優勝した金谷拓実とV争いを演じ、2位に入った中島は、3番と8番でボギーをたたき苦しいスタートを切った。だが、2つスコアを下げて迎えた後半9ホールはパー5の2つバーディーで巻き返した。「アンダーパーで回りたかったのが正直なところ。前半は悪い流れで、後半はチャンスについたところで伸ばしていけた」と振り返った。第2ラウンドに向けては「後半はボギーフリーでバーディーが取れたのでいい流れだった。明日はいいスコアを出したいです」と表情を引き締めた。