日本ゴルフ協会は29日、東京五輪ゴルフ競技代表にあたる「ナショナルフェデレーション(NF)」の代表候補選手に28日付の五輪ランクを基に、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)と稲見萌寧(都築電気)が決まったことを受け、両選手と服部道子・女子代表ヘッドコーチのコメントを発表した。
畑岡「目標としていた東京五輪ゴルフ競技ナショナルフェデレーション女子候補選手となれて、心からうれしく思います。子供の頃から憧れていた五輪の舞台に日本代表として出場できる喜びと、日の丸を背負うことの責任を感じています。五輪で自分の最高のパフォーマンスをお見せすることができるように、大会まで体調に気をつけて過ごしていきます。応援をよろしくお願いします」
稲見「東京で開催される特別な五輪の候補選手になることができ、非常に名誉なことで光栄に感じています。21年は、日本ツアーで5勝を挙げることができ、自分が少しずつ成長していることを実感できています。これも日々サポートしてくださっているたくさんの人のおかげだと思いますので、これに慢心することなく、感謝の気持ちを忘れないで、1日1日を大切に過ごし、応援してくださっている方々の期待に応えられるようなプレーをしたいと思います。五輪ということで、気負わず、平常心で臨めるよう、しっかりと準備をして頑張ります!」
服部ヘッドコーチ「ナショナルフェデレーション候補選手となった畑岡選手、稲見選手は十分、金メダルを狙える実力を持った2人です。畑岡選手は長年日本のエースとして女子ゴルフ界を引っ張ってくれていて、全てを兼ねそろえた世界屈指のショットメーカーです。稲見選手は今年5勝、勝負強く大舞台で結果を残せる選手です。自国開催の地の利を活かして、彼女達らしいプレーをすれば2人とも良い結果に結びつくと思います。万全の状態で臨めるよう、私も精いっぱいサポートしていきたいです」
NF女子候補のリザーブ選手には、〈1〉古江彩佳〈2〉渋野日向子〈3〉鈴木愛〈4〉小祝さくら〈5〉山下美夢有(みゆう)が選ばれた。