◆米女子プロゴルフツアー マラソン・クラシック 第3日(10日、米オハイオ州ハイランドメドーズGC=6578ヤード、パー71)
2打差の単独首位で出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は8バーディー、1ボギーのベストスコアに並ぶ64で回り、通算19アンダーで首位をキープ。2位とは6打差の独走状態となった。28位で出た笹生優花(ICTSI)は1イーグル、7バーディー、2ボギーの64で11アンダーの5位に浮上した。
畑岡は2番で2・5メートルのバーディーを沈めると、3番でボギーも、5番でバーディー。7番で1・5メートル、9番ではグリーン奥から第2打のアプローチを60センチにつけてスコアを伸ばした。後半は14番で2メートル、15番で1メートルのバーディー。パー5の残り2ホールでも17番で2オンからバーディーを奪い、18番ではカラーから5メートルのバーディーを奪い、ガッツポーズを見せた。
ラウンド後は「パッティングでなかなか思うように打てないところもあったが、しっかりショットでカバーできて、伸ばすことができた。決勝ラウンドに入ると、予選より緊張する部分はあるけど、しっかり自分のリズムで回れた。(連日の14番からのバーディーラッシュ)とくに14番からが得意というわけではないけど、残り4、5ホールが大事になってくるので、伸ばせているのは大きい。(ピンの右サイド、狭いエリアから攻める場面も多く)自分でもかなり狭いところに行っているな、と。思いきってショートサイドに狙っていけてるのはショットでいい感触があるから。(18番バーディー)差を埋められることなく終えられたのは大きい。明日は天気が崩れそうですけど、しっかり18ホール、自分のリズムを守ってラウンドできたら」と笑顔で話し、19年3月・起亜クラシック以来のツアー4勝目へ力を込めた。