今田竜二が日本勢唯一の予選突破・木下稜介を称賛「持ち前のショットで攻め抜いていた」


◆米男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 第149回全英オープン 第2日(16日、英ロイヤル・セントジョージズGC=7189ヤード、パー70)

 木下選手は予選2日間、良いゴルフができていました。初日は6バーディー奪うもダボを3つたたくなど、出入りが激しかった。それでも今年2勝した自信を持って2日間、持ち前のショットで攻め抜いていた。初メジャーでの予選通過は立派です。30代の始まりに、良い誕生日プレゼントを自ら手に入れましたね。

 対象的に、星野選手は初めてのリンクスを前に2番でダボをたたいてしまい2日間、自分のペースをつかむことができないまま終わってしまいました。ただ次戦の東京五輪は自国開催ですし、会場も日本風なコースなので、切り替えはすぐにできると思います。

 金谷選手は、2大会連続で予選通過に1打及ばず残念でした。4番でポットバンカーに入れてダボが先行したことで、気合が空回りした印象です。フェアウェー、グリーンに着実に置いて得意のパットで勝負する流れを作れなかった。この経験を今後の糧にしてほしい。(プロゴルファー・今田竜二)

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